一枚遺産とは

忘れてはならないものがある。伝えなければならないことがある。心にきざんでおきたいときがある。みずみずしいと「記録」と「記憶」のための技術を追求し、二度とない「今」を「明日」へとつないでいく。

そんな私たちの想いを、「一枚遺産」という言葉に込めました。この言葉には、大切な記録・記憶を一枚のディスクにのこすことで、ひとりひとりのお客様の過去を、現在を、未来へつなげようという、私たちの活動の原点が集約されています。

私たちの記録メディアとの関わり合いは1976年、VHSビデオテープの生産販売から始まりました。以降、MD、miniDVやCD-R、DVD、BDといった光ディスクなど、様々な記録メディアをお届けしてきました。

その中で私たちが常に意識してきたこと、それはひとりひとりのお客様に、かけがえのない記録・記憶を大切にのこして頂けるよう、努力し続けることでした。記録メディアには過去を、現在を未来につなげる力があります。記録メディアにはそのときの想いを未来に甦らせる力があります。この過去と未来をつなぐ力、今、このときの想いを、将来のある時点に甦らせる力を皆さんにお届けすることが、私たちの活動の原点にある想いなのです。

この想いは私たちのブランドマークである「ニッパー」にも表現されています。約120年前にうまれたその絵には、発明されて間もない蓄音機から流れてくる、亡くなった飼い主の声を不思議そうに聞き入っている犬の姿が描かれています。「記録・記憶」をのこすことで新たな感動を生み出す、まさに私たちが皆さんにお届けしたい想いが、ここにも込められています。

時代が大きく変化する中で、私たちは改めてこの想いを大切にして活動していかなければならないと強く感じています。そして、その想いを忘れないために、私たちは「一枚遺産」という言葉を開発し、この言葉のもとで、これまで以上にしっかりと記録・記憶を未来へつなげるための活動を行っていきたいと考えています。同時に、これまでにない製品やサービスの開発に取り組むことで、「アーカイヴの新たな可能性」を切り開くことができたら。そんな想いを新たにしています。皆様にもその想いをお伝えできれば幸いです。